家を建てる土地の大まかなイメージが固まったら、そのイメージする土地を探すための情報を集めましょう。
インターネットで探す
昔は不動産屋を訪ねるのが一般的でしたが、今はインターネットがあります。(インターネットの情報も元は不動産屋の情報ですが)
友人がある特定の地域で家を建てる土地を探していた時、一緒にインターネットで探してみましたが結構土地物件が見つかったことがあります。
不動産情報のサイトもたくさんあります。
ほんと、便利な世の中になりましたよね。
手始めにインターネットで探してみるのもいいでしょう。
不動産屋で探す
もし特定の地域で土地を探すのであれば、その地域の不動産屋を訪ねるのもお勧めです。
その地域で長く不動産業を営んでいる業者であれば、特定ルートの物件情報を持っていることがあります。
年配で個人営業されている不動産屋などは、インターネットに情報を載せていないケースも多く、長年の地域のつながりで掘り出し物件の情報を持っていたりします。
つまり、インターネットで調べても、土地物件情報の全てが載っているわけではないんです。
複数の業者に声をかけるようにしましょう。
自分の足で探す
この方法は希望する地域が決まっている場合に有効な方法です。
希望する地域を歩いたり、自転車、バイク、車などで見てまわるんです。
そうすると、空地に不動産会社の立て看板が立っている事があります。
よくロープで囲ってある「空地」という立て看板が立っている土地を見かけますよね。
その土地を探すんです。
立て看板には広さや価格などの情報が載っていたりします。
インターネットには載っていない場合も多いんです。
また、実際の土地物件を見ることで、その土地の良し悪しがすぐにわかります。
新聞の折り込みチラシやタウン誌で探す
週末の新聞の折り込みチラシや無料で配布される週刊のタウン誌などにも不動産情報がたくさん載っています。
私の住む地域のタウン誌の巻末は不動産情報だらけです。
不動産情報のページだけでざらに4~5ページはあります。
これを見れば、その地域の土地の値段などもおおよその目安が付きます。
銀行で探す
意外かもしれませんが、銀行にも土地物件情報があるんです。
私が以前勤務していた銀行では、各支店からお客さんが売りたいもしくは買いたい不動産の情報を本部で一元管理し、情報を全支店で共有できるようになっていました。
銀行としてはそれが住宅ローンや事業貸出に結び付けば万々歳です。
もし、給与振り込みや口座振替で利用している銀行があれば話を聞いてみてもいいと思います。
不動産に関する業務に従事している知人から探す
不動産に関する業務に従事している人は不動産屋だけではありません。
不動産登記に関わる司法書士や土地家屋調査士、税理士なども土地物件情報を持っていたりします。
これらの人が知人にいれば尋ねてみても面白いと思います。
ただし、これらの人達はあくまでも不動産に関する業務に従事している人であって、不動産仲介業者ではありませんので、知人がいればの話ですが・・・
ハウスメーカーで探す
家を建てるハウスメーカーが決まっていればハウスメーカーに探してもらう方法もあります。
土地を探す前にハウスメーカーが決まっているケースは少ないと思いますが、家を建てるなら「○○ハウス」と決めているのであれば、そのハウスメーカーに声を掛けるんです。
ハウスメーカーは喜んで土地物件を探してくれるでしょう。
ただし、そのハウスメーカーと関係のある業者等の土地物件に限定される可能性があり、ハウスメーカーもできれば早く契約したいという思惑から情報的にはどうかなという感じがします。
土地物件の情報を集める方法は大体以上です。
希望する土地エリアが決まっている場合とそうでない場合は動きが随分変わってきます。
希望する土地エリアが決まっている場合でしたらかなり絞り込んで情報を収集できますが、希望する土地エリアが決まっていない場合はかなり時間がかかると思います。
ただどちらの場合も、気になる土地物件があればどんどん情報を蓄積していってください。
土地物件情報は有効な武器なんです。
情報が多すぎると悩んだり、頭が混乱することもありますが対象物件が多いほど選択の余地が広がります。
武器は多いに越したことはありません。
その蓄積した土地物件情報の中からご家族の希望にフィットする家を建てる土地物件を絞り込んでいきます。
さあ、今度はその情報に基づき現地を確認します。