土地物件価格相場の調べ方

気に入った土地物件が見つかっても、価格があまりにも高かったら厳しいですよね。

反対に、イマイチな土地物件であっても価格が安ければ魅力的に思えたりします。

土地物件も物と同じで、物件の価格によって割高だったり、割安だったりと感じて購入を検討するわけです。

物は同じものが売られていますが、土地物件の難しいところはその土地が世界に一つしか存在しないことなんです。

また、物には定価などの価格がありますが、土地物件の価格は売主と買主の合意によって決まりますので、ある程度の相場を知っておく必要があるんです。

売主の立場からすれば少しでも高く売りたい。

買主の立場からすれば少しでも安く買いたい。

仲介業者の立場からすれば少しでも早く取引を成立させたい。

それぞれも思惑が絡み合う訳です。

土地物件には決まった価格はありません。

しかし、周辺の土地物件の売買状況など、大まかな相場はわかるんです。

土地物件の購入を検討する場合、その大まかな相場を知っていると、知らないでは大違いです。

土地物件の購入は安い買い物ではありません。

購入した後も固定資産税や相続税といった税金もかかってきます。

この章では土地物件相場の調べ方について見ていきます。

その前に、土地物件には以下のような価格があるんです。

それぞれが意味を持ちますので、よく理解しておいて下さい。

土地物件の価格

1.実勢価格

2.公示地価/基準地価

3.相続税評価額(相続税路線価)

4.固定資産税評価額(固定資産税路線価)

5.鑑定評価額

次のページからひとつひとつ見ていきましょう。

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