土地物件の鑑定評価額

個人が家を建てる土地物件探す過程で、その土地の相場を調べる際、この鑑定評価を使うことはまずありません。

なぜなら費用(お金)がかかるからです。

「土地物件の実勢価格」のページで述べましたが、不動産仲介業者に依頼すれば基本的に無料で査定価格を算出してくれます。

個人が土地物件価格相場を調べるにはこれで充分なんです。

土地物件価格相場はあくまでもその地域の土地の相場です。

売買する価格は、あくまでも売り主と買主の間の合意で決まるんですから。

ですから、このページで説明する「鑑定評価額」は参考程度にご覧いただければ結構です。

 

 

鑑定評価額とは

鑑定評価額は不動産鑑定士に土地を評価してもらうことで、鑑定評価額という客観的な土地の価格を算出してもらう方法です。

不動産仲介業者がサービスで行う査定とは異なり、鑑定評価は厳密に不動産の価格を評価するもので、公示地価/基準地価も不動産鑑定士が算出した鑑定評価額をベースとします。

不動産鑑定士以外が鑑定評価を業務とすることは禁じられ、無資格者が行うと法律で罰せられますが、そもそも鑑定評価は極めて専門性が高く、普通の人にはできません。

鑑定評価を算出するためには不動産鑑定士に依頼して、不動産鑑定評価書を作成してもらいます。

不動産鑑定士に支払う鑑定料は決して安くありません。

土地の価格が高くなるほど高額になり、安くても数十万円はかかります。

ですから、個人が家を建てる土地物件を探す過程で、土地の相場を調べるのでしたらほかの方法で充分なんです。

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