土地物件の街並みや環境

 

ファーストインプレッション

現地を訪れて最初に行ってください。

先ずはその土地を中心に周囲をよく見渡して見るんです。

あなたの家がそこに建ったことをイメージして、その家と周辺の街並みうまくマッチするかを考えてください。

違和感がなければそれでOKです。

もしひっかるところがあれば、その土地物件はやめた方がいいかもしれません。

土地探しって、恋人や配偶者との出会いにちょっと似ているかもしれません。

運命の出会いってビビビッとくるものがありますよね。

人間も土地もファーストインプレッションって結構大事なんです。

違和感がなければそれでよし、少しでも違和感があれば正直厳しいと思います。

このファーストインプレッションだけで土地物件候補はかなり絞られるはずです。

ファーストインプレッションはまさに感覚的なものです。

次に具体的な環境をチェックします。

 

日当たりの確認

日当たりの悪い家が好きという方もまれにいらっしゃるかもしれませんが、大半の方は日当たりのよい場所を求めていると思います。

私も日当たり重視派です。

その土地が接している道路がどちら向きかでおおよそわかります。

土地の南側に道路が接していれば基本的に日当たりは良好でしょう。

土地の東側に道路が接していれば、お昼過ぎまでの日当たりは良好でしょう。

土地の西側に道路が接していれば、正午以降の日当たりは良好ですが、西日がきついかもしれません。

土地の北側に道路が接していれば、建物に多少の工夫が必要かもしれません。

北側道路の土地が悪いわけではありません。

北側の窓からは北明かりといって上品で柔らかな光が差し込みます。

実際私の土地は北東の角地です。

南側には大きな2階建ての家が建っています。

ですから、我が家は敷地の北側いっぱいに建物を建て、南側に大きくスペースをとることで充分な日当たりを確保しています。

土地の広さや形状で北側道路の土地でも充分な日当たりが得られます。

また天窓(光を取り込むために屋根に設置される窓)などの建物の構造で日当たりを確保することが可能です。

南側道路の土地でしたら基本的に日当たりは充分でしょう。

 

周囲の音(騒音)の確認

次に周囲の音(騒音)を確認しましょう。

実際に住んでみると音(騒音)って結構気になるものです。

住んでしまえば慣れてくることもありますが、神経質な方でしたら結構つらいものです。

特に周りが静かな深夜の音(騒音)って結構聞こえるんですよね。

周囲の音(騒音)は様々な要因が考えられます。

幹線道路が近いとトラックやオートバイの音がどうしてもするものです。

最近は少なくなりましたが暴走族のオートバイが深夜に出す音はよく響きます。

駅や鉄道の線路が近い電車の音や汽笛が響きます。

幼稚園や学校に近いと子供の声や校内放送、チャイムが聞こえますし、運動会の時は1日中騒々しいです。

公園が近いと環境は良さそうですが結構騒がしいものです。

休日を利用して現地に出かけるケースが多いと思いますが、周囲の音(騒音)については平日の方がよりリアルに確認できます。

次のページでは「土地物件の状況」をチェックします。

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